疲れていたときに飲んだ漢方薬が効いた。
そんな自分自身の体験から漢方薬に興味を持ったと語るのは「セイメイ内科」の韋晴明院長(イ セイメイ)院長。「しかし漢方薬も薬である以上、西洋薬より頻度は少ないですが副作用もあるんです」と、副作用を嫌って漢方薬を希望する患者に注意を促す。「西洋薬でいい薬があればそちらを。解決できない症状なら漢方薬を試す価値はあります」と韋院長が言うのは、「いずれにしても薬を使うなら最小限に」との思いからだ。勤務医時代、病院の上司の方針と自分のポリシーとの食い違いに我慢できず、JR線東中野駅近くに同院を開業。「職場の人間関係に悩まず気が楽で、いつの間にか25年もたちました」とこれまでを振り返る。伸びやかで明るい口調と笑顔の韋院長と話すだけで、こちらも元気になれそうな取材となった。「実は患者さんを診療するうえで、言葉はとても大切な治療法のひとつ」と語る同院の診療について聞いた。